西武また「体重100キロ」の法則!ドラフト指名で12球団最多4人目大台
科学的トレーニングの進化などもあり、選手の巨大化が進む昨今だが、「体重100キロ」のインパクトはいまも強烈だ。西武の大台超え日本人野手は中山の加入で4人となり、12球団最多。次いでオリックスが杉本(104キロ)、頓宮(103キロ)、T-岡田(100キロ)の3人。顔ぶれを見ても長距離ヒッターが多く、体重を生かして打球を飛ばす選手が多い。
元楽天監督の大久保博元氏は現役時代、体重100キロでプロ入団した際「太りすぎだから、やせろと言われた」と厳しい減量指令に苦しんだ。西武コーチに就任後、教え子の中村にのびのびと打たせる環境を整え、才能を開花させた。100キロオーバーというとマイナスイメージもつきまとうが、西武は長所として伸ばし、大砲を育成してきたノウハウがある。
ドラ6の中山は「将来はショートで勝負したい。1軍に上がれるように頑張りたい」と、不動のレギュラー源田に挑戦状をたたきつけるつもりだ。中村が三塁、山川が一塁、渡部は一塁と三塁が本職。100キロ超え4人が並ぶヘビー級打線が実現すれば、破壊力満点。「100キロ獅子カルテット」に期待は膨らむばかりだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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