西武また「体重100キロ」の法則!ドラフト指名で12球団最多4人目大台

タグ: , 2021/12/12

 ドラフト巧者といわれる西武には、いくつかの「成功の法則」がある。

◆偶数年のドラ3野手
 西武ドラフト3位の野手は大成するケースが多い。なかでも偶数年は08年浅村、10年秋山、12年金子、14年外崎、16年源田と大当たりが続いた。

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◆大化け富士大(岩手)
 地方大学から指名した山川、外崎、多和田といった全国的に無名の選手がプロ入り後にブレークし、次々とタイトルホルダーに。「富士大×西武」の相性がいい。

◆100キロ超和製大砲
 体重102キロの中村が本塁打王6度、打点王4度。体重103キロの山川は18年から2年連続本塁打王。体重112キロの20年ドラフト1位渡部は今年イースタン・リーグ本塁打王(19発)と覚醒の予感。

 成功の法則に乗っからない手はない。西武は今年のドラフトでも、体重100キロオーバー選手を指名した。21年6位の白鴎大・中山誠吾は、190センチ100キロの超大型遊撃手。指名当日は公称99キロだった体重が、10日の新入団発表会では100キロにきっちり増量?して登場した。





 発表された背番号は体重の半分の50。「せっかく恵まれた体格に産んでいただいたので、体格を生かしてスケールの大きなバッティングをしていきたい。勝負強さが持ち味です」。大柄で堂々とした体格に視線が注がれた。

 100キロ超えの先輩にあたる中村、山川、渡部は身長175センチ前後で、体型はみな西武伝統?のあんこ型。いずれも右打ちスラッガーとタイプも似ている。対して中山は、190センチと上背がある左打ちの遊撃手。もともと細身だったが大学で20キロ近く増量し、俊敏性もある。西武のぽっちゃり体型トリオとはちょっと毛色が違う。

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