「ヨシダに何が起きている?」4試合連続スタメン外の吉田正尚 起用法を米メディアが疑問視 トレード放出には「多額の資金を費やすことになる」

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守備を不安視される吉田。DHとしてのスタメン出場も減っており、正念場を迎えている(C)Getty Images

 レッドソックスの吉田正尚はここ4試合連続でスタメンから外れている。現地時間4月20日(日本時間21日)のパイレーツ戦で2号2ランを放つなど3安打を記録し4‐2の勝利に貢献したものの、翌日から先発の座を離れた。

【動画】「ヨシダが打ち砕いた!」豪快なスイングで柵越え、吉田正尚のシーズン2号アーチの映像





 その後、敵地でのガーディアンズ戦2試合で代打出場しており、現地時間4月25日(同26日)のゲームでは5回に打席に立つも、投ゴロに倒れた。

 メジャー2年目の今季、吉田は開幕前より外野守備が不安視されており、指名打者での出場が続いていた。ここ10試合中6試合でスタメンから外れており、こうした起用法の変更について、また指揮官のコメントも“不可解”であるとして、米国内で疑問視する声が伝えられている。

 スポーツメディア『FanNation Fastball』では現地時間4月25日(同26日)に「ボストン・レッドソックスとマサタカ・ヨシダに何が起きているのか?」と銘打ったトピックを配信した。

 その中で、レッドソックスのアレックス・コーラ監督が吉田の現状について「彼は日常的なDHだ。大したことではない」「2人のDHを置くことはできない。私はそうしたい。3人いればいいんだけどね」などと語ったコメントを紹介しており、さらに同メディアは「4月17日以来2試合しか先発出場していない」と振り返るとともに、吉田の起用法について見解を並べている。また、「彼は、メジャー1年目の昨シーズン、打率.289を記録した有用な選手だ」と評価し、その一方で「守備力には明らかに問題がある。それは痛いほど明らかだ」と吉田の外野守備スキルに言及。トレード要員としての可能性も指摘するも、「もしソックスがヨシダを移籍させるなら、そのために多額の資金を費やすことになるだろう」など高年俸がネックになると主張している。

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