「そこそこのバッター」からの飛躍 大打者マグワイアの見識を改めさせた大谷翔平「我々が見てきたものとは違う」
当時の大谷は今よりも線が細く、アメリカにおいては投打のどちらかに絞らせるべきと言う声が大半だった。それだけにマグワイアが「そこそこ」と評価するのも無理はなかった。
しかし、周知の通り、大谷は“野球の本場”でみるみるうちに成長。2018年のメジャー挑戦後は怪我を乗り越え、スターダムをのし上がった。その事実をふまえて「はじめに言った通り、いい打者になるとは思ったが、投手としても優れた存在になるとはね。今の彼はスイーパーやスプリットを投げたり、彼はマウンドでやりたいことに対してとてもクリエイティブだ」と語った59歳のレジェンドは、ホームランバッターらしい目線で大谷を評している。
「打席に立つオオタニには完全に共感できるよ。彼はとても自信を持って打席に立っていて、相手投手にどんな時もプレッシャーをかけている。もしも、プレートのど真ん中にボールが来たら、もうグッバイさ。銃弾のように打たれるか、ホームランだ」
メジャーリーグの酸いも甘いも熟知するマグワイア。そんな大打者の見識を改めさせた大谷は、やはり唯一無二の存在と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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