マクラーレンのブラウンCEOが苦戦続きのフェルスタッペンをけん制「メルセデスでなくレッドブルで走る姿を見たい」
レッドブルも一矢報いようと、マクラーレンがタイヤに違法に水を混入させていると疑惑の目を向けて煽ったものの、国際自動車連盟の調査では不正行為を示す証拠は見つからなかった。そのため、いちゃもんをつけられた形となったマクラーレンのブラウン氏はマイアミGPで「タイヤウオーター」とラベリングされた水筒をわざと持参し、レッドブル陣営をコケにした。
フェルスタッペンの今季の勝利は日本GPのみ。レッドブルは今後も苦戦が続くとみられており、フェルスタッペンのマネジメントサイドも水面下での他チームへの移籍交渉を徐々に活発化させる見通しだが、現行契約を破棄する場合は莫大な違約金が発生する。
F1の場合はいくらドライバーとして一流の腕があっても、優勝争いできるマシンをドライブできなければ、「ただの人」。フェルスタッペンもレッドブルの凋落ぶりに危機感を抱いているようで、5年間の長期契約をかわしたことを今さらながら大いに悔いているともいわれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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