「大物から打て」という“暴論”に元Wソックス監督は猛反発
たしかに、開幕から低打率が指摘されていた村上だけに、確率を上げることは一つの課題となる。しかし、OPS1.000を超えている打者に対する意見としては、いささか暴論のようにも思える。
ゆえに、「そのままでいい」と村上の現状を擁護する意見も目立っている。
2005年にホワイトソックスを世界一に導いた名将のオジー・ギーエン氏は、米イリノイ州地元局『Chicago Sports Network』のハイライト番組において、「彼は本物だ! 誰かの家を直撃するような当たりを打ってるじゃないか」と熱弁。そして、司会から「ケーシーのようなアナリストが『まだ大物投手から打っていない』と懐疑的な意見を言っていたりしている」とコメントを求められ、「それは彼に対して失礼だ」と猛反発した。
「あのバリー・ボンズのようにホームランを打ち続けるには、相手の4番手、あるいは5番手クラスの投手からもしっかり打たなきゃいけないんだ。それがホームランを量産するコツなんだ。もちろん、エース級の投手から良い打席を送ることも重要だが、3番手や4番手が出てきたら確実に仕留める。それも野球というゲームのポイントだ。
まぁ、具体的に調査してみるといいよ。ヨルダン・アルバレス(アストロズ)やアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が、誰からホームランを打っているかをね。ムラカミが打っている相手と同じようなレベルの投手たちからもたくさん打っているはずだ。そもそも5試合連続で打つなんて、どうやって打つのか、見当もつかないよ」
まだまだ春先の出来事に過ぎない。それでも、年間67本という驚異的なペースで打ち続ける和製大砲ならば、いずれ「エース級」の投手も打ち砕く日が、必ず訪れるはずである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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