大橋会長も「怖かった」と慄く圧巻の20秒 前日計量で“先手”を取った井上尚弥の視殺戦「駆け引きは始まっている」
挑戦者に心理的なプレッシャーをかける意味でも先手を取った感がある。そんな王者の風格を漂わせる井上の振る舞いには、周囲も驚きを隠さない。長年、サポートしてきている大橋ジムの大橋秀行会長も「怖かったですねぇ。気合が入っているのだろうと思います。殺気が出ていたし、最高の状態です」と振り返るほどだ。
日本ボクシング界にとって歴史的な日となる大一番に向け、心身ともに最高潮の井上。ますます当日が楽しみになる計量となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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