井上尚弥戦のキャンセルで手術も断念…IBF1位グッドマンが“寂しい懐事情”を告白「ローンの支払いも迫られ、問題は山積みだ」
井上戦で得るはずだった巨額のファイトマネーを手にできなかったグッドマンは「新しく不動産に投資し、家も買った。で、当然だけど試合をしないと給料がもらえない」と吐露。これを伝える同局は「残酷な形でチャンスを失った彼の経済負担は増えている」と指摘し、寂しい懐事情を打ち明ける本人のコメントを記した。
「家だけではなく、トレーニングキャンプの費用も必要だった。つまり、お金は使われて出て行って、入ってこない残念な状況になったんだ。だから俺は試合を必要としている。ほとんど10か月間も給料がもらえず、住宅ローンの支払いも迫られ、問題は山積みだ。ただ、誰にでも逆境や何かを乗り越えなければならない時がある。今がまさにその時なんだ」
無論、次戦に向けた準備はすでに進んでいる。現地時間5月14日にセザール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)との再起戦が決定。「スポンサー、家族、コーチ、チーム、マネージャー、ノーリミットの仲間など、私をサポートしてくれる人たちがいるのはとても幸運なことだと思っている」と語るグッドマンは、ふたたび己の声価を高めるべく、ひたすらに汗を流している。
失意のキャンセルから“問題”を抱えるグッドマンは、ここからいかに立ち上がるのか。そのキャリアに興味は尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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