井上尚弥の”4階級統一後”を米メディアが早くも展望!フルトンとの対戦は「キャリア初の敗北を味わうかも」

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 8月24日、米スポーツ専門局『ESPN』が井上尚弥とポール・バトラーによるバンタム級4団体統一戦が12月13日に日本で開催されると報じた。これにより、国内外のボクシングファン、マスコミは大一番に向け、関心を高めてきている。

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 一方で、すでに井上の周囲には「その先」の戦いのイメージを思い浮かべているメディアもあるようだ。米ボクシングサイト『Boxing News 24』では、バトラー戦の展望や、井上が掲げているスーパーバンタム級への階級上げについて、井上自身のコメントも交えながら伝えている。

 記事では冒頭より「元 2 階級の世界チャンピオンであるナオヤ・イノウエは、12月13日に WBO チャンピオンのポール・ バトラーを下して階級最後のベルトを獲得した後、スーパーバンタム級の王者スティーブン・フルトンとムロジョン・アフマダリエフと対戦するために同階級に上げることを計画している」と、井上の今後に言及。さらに、開催決定と報道されているバトラー戦について、「IBF、WBA、WBCバンタム級王者イノウエの最近のファイトに比べれば、33歳のバトラーは決して難しくはないだろう」と試合展開を予想した。

 また、同メディアは「WBC、WBOスーパーバンタム級王者のフルトンは、スーパースターのイノウエのようなパワーやスピードはないが、体格に優れ、それに伴うボクシング技術もある。もし、イノウエがフルトンの体格差を克服できなければ、10年のプロキャリアで初めて敗北を味わうことになるかもしれない」として、井上の階級上げ後での一戦への見込みを述べた。

 この他にも米誌『Ring』でのインタビューに井上が語った「もし戦うなら技術的に素晴らしい戦いになるだろう。スーパーバンタムに上げることでもっと動けるし、もっと力を発揮できると思う」という、フルトン戦への意気込みも紹介している。

 開催決定と報じられたバトラー戦、そしてはやくも展開予想が行われているフルトン戦など、”モンスター”の未来の対戦相手への話題は尽きない。井上本人が語るように、ここからどれだけの力を発揮するのか、想像は膨らむばかりだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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