「一部の追い越しは“偽物”だ」マンセルがF1新レギュレーションに痛烈批判 “危険な減速”事故にも懸念示す
F1のステファノ・ドメニカリCEOは最近になって複数の欧州メディアの取材で、アクセルを緩めて惰性で走行することについて、1980年代にもドライバーは同じことをしなければならなかったとの見解を示唆したが、マンセル氏は「いや、リフトアンドコースト(アクセルを緩めて惰性で走行)はしなかった。アクセルを緩めるのはスリップストリームで誰かを追い越さないと決めたときにスロットルを微調整するよう時で、燃料を節約し、スマートに走ることになるんだ」と反論した。
前戦日本GPではハースのオリバー・ベアマンが高速でクラッシュした。スプーンコーナー手前で、前を走るアルピーヌのフランコ・コラピントが急に減速したのに気付いて、接触をさけようとコースオフしてアウト側のバリアーにぶつかった。速度差は50キロだったとされるが、これはエネルギー回生の影響だったという。マンセル氏は「私たちの時は高速コーナーに進入する際に時速50キロから70キロの差で減速することはない。コンピューターが車両の走行とバッテリーへの電力供給を完全に引き継ぐ現況とは全く別物。ドライバーには本当に同情する。今の状況は非常に危険だと思う」と嘆いた。
F1は約1か月の中断期間を経て次のマイアミGPで再開される。問題を払拭すべく各チームなどが協議して新ルールが導入されることになったが、「人工的」とされる戦いぶりに果たして変化は見られるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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