【WBC】宮崎合宿はダルビッシュ1人だけ、「直前合流の難しさ」伝える2017年青木宣親の苦悩
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ダルビッシュ一人だけ・・・。宮崎県民のため息が聞こえてきそうだ。
史上最強のドリームチームとも名高い、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパン。中でも目玉はエンゼルス・大谷翔平(28)らメジャーリーガーが過去最多タイの5人も選出されたことだ。2月17日から宮崎県で強化合宿に臨むのだが、合宿に参加できるメジャーリーガーはダルビッシュ有(36)ただ一人という状況になりそうだ。
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宮崎県は、過去最多5人のメジャーリーガーが集結した2009年の強化合宿の再来を期待していた。今年の2月も大谷らを目当てにファンが殺到することを想定。サンマリンスタジアム宮崎への入場は、1万9000人へ配布する整理券が必要となった。整理券自体は無料なのだが、発見システム利用料330円がかかる。加えてその整理券はネット上で転売される事態となっているのだが、大谷、カブス・鈴木誠也(28)、レッドソックス・吉田正尚(29)、カージナルスのラーズ・ヌートバー(25)の4人の合流が絶望的となり、「果たしてダルビッシュ1人で、そこまでファンを宮崎に呼べるのか・・・」と多くの観光関係者が眉をひそめているという。
2009年の侍ジャパンは5人のメジャーリーガー(マリナーズ・イチロー、城島健司、レッドソックス・松坂大輔、レイズ・岩村明憲、カブス・福留孝輔)全員が合宿初日から集合した。そして結束感を高め、2大会連続世界一へ上り詰めた。
その後、WBCの主催者サイドはルールを変更。メジャーリーガーの合流を直前まで制限し、強化試合への出場もWBC管轄となる直前の2試合に限ったのだ。