吉田正サヨナラ弾でCロナ・ポーズ失敗にヒヤリ…野球界喜びすぎ事件簿
◆代走サヨナラ生還
1991年6月18日、中日の彦野利勝が 横浜大洋戦の10回、盛田幸妃からサヨナラ本塁打を放った。ところが一塁ベースを回ったところで転倒し、右足を負傷。そのまま動けず、代走の山口幸司が代わりにホームを踏んだ。彦野は右ヒザ靱帯(じんたい)を断裂してシーズンを棒に振ったが、94年にカムバック賞を受賞している。
◆ハイタッチ脱臼
1989年9月25日、オリックス門田博光がダイエー戦の3回に31号本塁打を放った。ホームに生還後、次打者ブーマーと右手同士でハイタッチし、右肩を脱臼した。41歳だった門田は脱力した状態で、怪力ブーマーに腕をもっていかれる形になり、その後8試合を欠場。以来、プロ野球界では「全力ハイタッチ」自粛が暗黙のルールになったといわれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】原巨人の「火種」 大リストラ策敢行で選手に漂う「不信感」とは
【関連記事】「やりたいようにはできていなかった」巨人・高橋由伸政権の「闇」 腹心が指揮官の「苦闘」を明かす
1 2