侍ジャパン初戦・ドミニカ共和国の代表発表、注目はNPBでも活躍中のあの投手
予選で好調だったのが4番に座った元巨人のフアン・フランシスコだった。米大陸予選は4本塁打、最終予選も1本塁打し、し烈な東京五輪出場切符争いを制した貢献者。巨人でプレーした2015年はわずか5試合の出場で3安打、打率・167、11三振で長打なしに終わったが、メジャー通算48本塁打の実績を証明した。
予選の打順を勘案すると、1番ボニファシオ、2番カブレラ、3番バティスタ、4番フランシスコ、という布陣が基本形となりそうだ。
そしてメンバー表に目を通すと一際目立つのが両打ち打者の多さである。野手13人中、7人が両打ち。前述のボニファシオ、カブレラの他にも、ともにロイヤルズ傘下マイナー所属のグスマン、メヒアの両内野手らメンバーの半数以上にあたる。将来プロの道に進むためにもという教えもあり、中南米諸国の選手は伝統的に両打ち打者が多い。このあたりは日本の継投策にも大きく影響してきそうだ。そもそも侍ジャパンは巨人・中川皓大の辞退により、左腕は中日・大野雄大と阪神・岩崎優の2枚しか持っていない。
26人枠に入っている現役メジャーリーガーは出場できないため、日本勢や大ベテランが中心の構成ではある。それでも各選手がはまれば地力を持っていることは確か。自国開催という地の利はあれで、少しもあなどれる相手ではなさそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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