日本ハム・中田、本格復帰へ、求められる「ニュー中田」への道

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 チーム内に置ける中田のふるまいも注目されている。「野球界だけではないですが、最近のトレンドは優しい兄貴分が求められる傾向にある。たとえば巨人でいう亀井、もしくはソフトバンクの松田など。求められるのは自身が不調でも、決して腐らず、コツコツと野球に取り組む姿勢です。たとえば先発を外れてもベンチで声を出して盛り上げたりなど、そういった姿勢は若手へのお手本となり、チームの空気も良くなりますし、上も評価する」(同関係者)。

 元々、中田といえば破天荒に見られがちだが、真摯に野球に取り組む姿勢は有名だ。一方で野球に求めるレベルが高いあまり、「自分が打てなかったり結果が出ないと、極端に落ち込む傾向はある。その最たる例が4月に起こったあの事件でしょう」(同)。

 今季は開幕直後から不振に悩まされた中田が大きく注目を集めたのは4月7日のソフトバンク戦でのこと。5回の三振後にベンチでバットを叩きつけると、ベンチ裏で転倒。右目付近をはらした姿が大きく報じられた。その後も打撃の調子は上がらず、5月17日に「このままではチームに迷惑がかかる」と自ら申し出て登録抹消となった経緯がある。その後、阪神戦で一軍復帰となったが、急性腰痛で再度の登録抹消となっている。

 責任感の強さは伝わってくるが、チームで動いている以上、個が突出することは避けたいところ。ベテランとして復帰後はフォア・ザ・チームの姿勢をいかに見せられるかもチーム浮上のカギとなりそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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