故障していたロッテ・佐々木朗希が48日ぶりに先発登板 チームも「投げ抹消」の選択せずシーズン終盤もローテ継続へ
結果的に試合に敗れて自身に今季3敗目がついたものの、怪物を投入せざるを得ない理由はある。リーグ2位を死守しているものの、逆転でのレギュラーシーズン優勝は黄信号が灯っており、3位のソフトバンクとは1・5ゲーム差で、4位の楽天とも3ゲーム差。今季の残りは22試合(11日現在)。このまま負けが込めば、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃し、Bクラス落ちの危機さえあるのだ。
佐々木朗はこのペースでいけば、シーズン中に4試合に先発登板することが可能。このまま実戦を通じて、順調に球数を増やし、球の制球力や強度を上げていけば、10月14日開幕のCSファーストステージでフル稼働できそうだ。
昨季も右手のまめがつぶれて1か月近く戦列を離脱。チームも5位の成績に終わった。けがの再発は心配されるが、2年連続Bクラスは避けたい。投球制限を守りつつ、フォアザチームでチームの勝利をアシストしていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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