早くも“朗希フィーバー”で新人王の声も! 佐々木朗希のブルペンでの35球に米メディアが熱視線「先物買いは賢明」

佐々木のメジャー挑戦がいよいよ始まった(C)Getty Images
多くの“観衆”から熱視線が注がれる中で淡々と投げ込んだ。
現地時間2月12日、ドジャースは米アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプイン。今オフにポスティングシステムで加わった佐々木朗希は初日からブルペン入りし、ロバーツ監督や関係者が見守る中、スプリットなどの変化球を交えながら35球を投げ込んだ。
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キャッチングに定評のある名手オースティン・バーンズ捕手を相手に、佐々木は4シーム、スプリット、カットボールなどを投球。練習後に米スポーツ専門局『ESPN』などの取材に応じた背番号11は「調子はそこまで良くなかったんですけど、まあ、まずはケガなく無事にブルペンを終えることができて良かった」と胸をなでおろした。
今オフは「20球団以上30球団未満」(佐々木のジョエル・ウルフ代理人談)という一大争奪戦が繰り広げられた。そんな“令和の怪物”がブルペンに入るとあって、球団関係者はもちろん、現地メディアからも垂涎の的となった。
米メディア『Sporting News』は佐々木の力強いボールを受けたバーンズが「オーマイガー!」と叫んだことを「ブルペン練習でササキの秀でたスプリットに不意を突かれたとき、ベテラン捕手は言葉を濁さなかった」と強調。その上で「現時点でオッズはそれほど高くはないが、新人王の先物買いは賢明かもしれない」と早々と新人王獲得への期待を寄せた。