ドラ1・宗山塁が最下位に沈む楽天を鼓舞 見えた魅力&課題とは

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宗山は期待に違わぬ活躍を見せている(C)産経新聞社

 5球団競合の実力を遺憾無く発揮している。楽天のドラフト1位・宗山塁のことだ。

 明治大時代に鳥谷敬氏以来の大物遊撃手と評され、鳴り物入りで楽天に入団。端正なマスクも相まって、キャンプ地では宗山グッズコーナーが新設され、本拠地・楽天モバイルパークの選手プロデュースメニューは新人としては異例の4種類展開。「宗山フィーバー」が起こっているのだ。

 では、肝心なプレー面はどんな状況なのか。簡単にまとめていきたい。

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■勝負強さ&固め打ちの属性

 オープン戦では15試合出場で打率.231とまずまずの成績。3月28日の開幕戦(vs.オリックス)では「2番・遊撃」に入り、開幕スタメンをゲットした。

 この試合でいきなり見せ場を作り、初安打を9回の同点タイムリーで記録。相手の守護神、アンドレス・マチャドの変化球に食らいついて三塁ランナーを還した。

 その後も得点圏での強さが際立ち、得点圏打率は.385(13打数5安打)をマーク。直近でも12日のオリックス戦で適時三塁打を放っている。

 また、安打が1本出ると2本目も出やすい傾向にあり、マルチ安打を5度記録。3月30日のオリックス戦から4月4日のロッテ戦にかけては、出場3試合連続で2安打以上をマークしている。

■早くもリーグ屈指の守備指標

 開幕から5カード13試合を消化する中、宗山は全試合出場を続けている。このうち11試合で遊撃スタメンに入っており、時折好守備を披露。チームのピンチを未然に防いでいる。

 例えば11日のオリックス戦では、初回2死満塁のピンチで山中稜真が放った二遊間の打球をダイビングキャッチ。素早く二塁へ転送しアウトを奪っている。

 レンジの広さと堅実さはアマチュア時代から定評があり、某シンクタンクが算出する「UZR(ultimate zone rating)」はパ・リーグ遊撃手トップの数値を記録。天然芝の本拠地にも問題なく適応できている。

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