巨人を戦力外の宮国椋丞投手がDeNAに入団「スタートラインに立たせてもらったことに感謝」

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 2014年はわずか3試合の先発に終わり、2015年からは中継ぎに転向。点差が離れた試合やビハインドでの登板もあり、勝利の方程式の一角を担うような存在感は示せなかった。昨年は21試合に投げ、0勝0敗、防御率5・33。10月に右肩を痛め離脱し、戦力外通告を受けた。

 DeNAが開幕直前のこの時期に獲得を決めた背景には、いまだに10人いる外国人選手が一人も来日できていないという事情も働いたとみられる。ピープルズ、ロメロら先発ローテーションの一角を任されるべき助っ人が不在で、出遅れは確実。今永と東も手術明けで出遅れて、井納は巨人へFA移籍した。宮国は球団施設で投球を披露し、チームの窮地に白羽の矢を立てた。

 チームにはピンチという状況だが、宮国にとっては千載一遇のチャンスだ。昨年12月に12球団合同トライアウトを受けたが、声は掛からず。その後も孤独なトレーニングの日々が続いた。「多少、心は折れかけた」と当時を振り返る。

 「スタートラインに立たせてもらったことに感謝して、支配下登録を目指して頑張っていきたい」。プロの栄華も、プロの厳しさも嫌というほど味わってきた。まだ28歳。胸に宿らせたハングリー精神で、復活劇への一歩目をようやく踏み出した。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]





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