中日の正遊撃手・村松開人が故障離脱…代役筆頭は土田龍空 外国人やスーパーサブ候補の「奥の手」抜擢も?
■ロドリゲス、田中幹也の起用も?
現在2軍にいる選手からも数人ピックアップしておきたい。
まずはクリスチャン・ロドリゲス。キューバから来日して2年目の23歳は、強肩を活かしたダイナミックな守備を武器としている。今季は体重を大幅に増やし、課題の打撃も上昇傾向。打率.283、1本塁打、OPS.704とまずまずの成績だ。守備でも遊撃をチーム最多の14試合守って無失策。外国人枠の問題はあるが、思い切って試す価値はありそうだ。
そして、田中幹也にも触れておきたい。3月に左手有鈎骨骨鈎摘出術を受けたが、22日の2軍・ソフトバンク戦で実戦復帰。打席はまだ立っていないが、GWごろを目処に完全復帰を目指しており、最短で5月中旬ごろの1軍昇格が考えられる。本職は二塁だが、井上監督はシーズン前に「スーパーサブ」的な役割を田中に課そうとしており、遊撃での起用も場合によってはあるかもしれない。
チームは正二塁手の福永裕基も故障で欠いており、二遊間のレギュラーが同時に不在となっている。ただ、長いペナントレースにはこういうこともある。いかにして離脱のショックを最小限に留められるか。選手の頑張りと首脳陣の適切なマネジメントがより一層求められる。
[文:尾張はじめ]
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