侍ジャパン、東京五輪に暗雲。エース格の巨人・菅野乱調に指摘された『球持ちの悪さ』とは
一方で球持ちが悪いということはボールが手から離れるのが早いということで打者目線でいえば、変化球の見極めがしやすくなるなど、攻略しやすくなる。この日の菅野の投球は後者だった。
球持ちを良くするためにはギリギリまで体の開きを抑える必要があるが、この日の菅野は明らかに体の開きが早く下半身が使えていなかった。原因としてささやかれているのはシーズンを通して抱える、コンディショニング不良だ。今季は3月の開幕戦で「足の違和感」を訴え登録抹消、5月7日のヤクルト戦では「右ヒジの違和感」で緊急降板して約1か月間離脱とトラブル続き。昨オフはポスティング移籍を目指して渡米などあわただしく過ごしたことで、トレーニングの時間を十分に取れなかったと指摘する声もある。もともと、腰痛持ち、さらに足、ヒジに不安を抱えるとなれば状態が上がってこないこともうなづける。
東京五輪まで残り1か月。侍ジャパンのエースとして期待を集めるだけに今後の動向にも注目が集まりそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
巨人退団後に大化けした選手たち
鎌ケ谷にまで出没! 不振な日本ハム・中田を気にかけるあの『スーパーアイドル』とは
本塁打数トップを走る大谷翔平 松井秀喜のシーズン31本は本塁打王にどれだけの距離に迫っていたのか