大谷翔平、直近7試合で打率.194 まさかの“マイナス指標”も付く不振にロバーツ監督も苦言「ショウヘイは頑張りすぎている」
ロバーツ監督がとりわけ問題視した打席がある。それは現地時間4月23日のカブス戦。6-7という僅差で迎えた6回2死二、三塁の絶好機の局面だ。
一打で試合をひっくり返せるビッグチャンスで、大谷は相手左腕マット・ボイドと対峙。一気呵成に攻め崩したい場面だったが、背番号17はカウント1-1から内角高めのボールゾーンに投じられた94.6マイル(約152.2キロ)の4シームを打ち損じ。結局、平凡な遊飛に倒れていた。
このシーンを「スイングが大きすぎた」と指摘するロバーツ監督は「あそこは単打で十分だった」とキッパリ。「ショウヘイが打つ時は長打が出るチャンスではあるが、この(カブスとの)連戦、さらに復帰後初戦のテキサスでの試合でも、スイングがアグレッシブすぎるところがある」と積極性が裏目に出ている点を嘆いた。
投手としての完全復活を目論む今季は厳しい調整が求められるが、果たして、このスランプをいかに脱していくのか。その行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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