「厳しい戦いになる」大谷翔平のFA去就に覚悟 トラウトが米メディアで語った“本音”「俺たちは現実と向き合う」
それでもトラウトは大谷とのプレー継続を切望する。今年7月に左手有鈎骨を骨折して以来、戦線を離脱している32歳の主砲は、『ESPN』に掲載された大谷の去就を巡る記事内で、赤裸々な想いを打ち明けている。
「ショウヘイの状況は分からないことだらけだ。結局は彼自身がどう感じ、何を正しいと捉えるか、だ。全て彼次第なんだ。でも、ショウヘイは間違いなく正しいことをするよ。でも、今の時点で彼が何を考えているかを知っている人は誰もいないと思う。
俺たちは毎日ショウヘイと会う。そこでは楽しそうに快適そうにしてるけど、何が起こるかわからない。間違いなくこの冬は厳しい戦いになるとは思ってる。たくさんの球団が彼を欲しがるからね。欲しがらない球団なんてないでしょ? とにかく未来の事はわからないから、今は目の前の事に向き合うだけだ」
そして、トラウトは、どこか切ない胸の内も口にしている。
「先のことはあまり考えてない。今シーズンの最後の試合が終わってオフに入ったらショウヘイ・オオタニはFAになり、俺たちは、その現実と向き合う事になる。でも、彼が残ってくれると信じたいから、いなくなったらどうなるかなんて今は考えないようにしてるよ」
はたして、大谷はいかなる決断を下すのか。レギュラーシーズンが佳境を迎えるなか、彼の去就は、大きな関心事となっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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