大谷翔平の検査拒否を明かしたエ軍GMに米メディアは冷ややか “選手ファースト”に皮肉の声も「彼らは何もできなかった」
「おもしろいのは、すべてに対処し、取材カメラの前で汗を流している男(ミナシアン)が、これからオオタニに何が起こるかに関する、発言権がほとんどないように見えることだ。権力は、クラブハウスで誰にも邪魔されることなくiPadを見つめていた29歳にある」
さらに米メディア『The Athletic』も「チームにフェアな見方をすると、オオタニが怪我をする前の先発登板後にMRIを望んでいたら受けていただろう。彼はしっかりとした自己マネージメント能力を持っている」としたうえで、やはりエンゼルスを切り捨てている。
「オオタニの疲労のあとで、チームが検査を受けることを強く主張しなかったことは批判できる。もしも、ミナシアンが検査拒否の告白をオオタニや代理人が知らなかったとしたら今後論争になる可能性がある。チームは、彼らに責任の矛先がいくようにシフトしている。代理人がこのことを知らずにミナシアンが話したとしたら驚きだ」
6年もエンゼルスと大谷は蜜月の関係を築いてきた。しかし、『Washington Post』が「オオタニはこの先も、意味のない試合をするのと、いち早く新しいチームで意味のある試合をするのと、どちらを選ぶだろうか?」と伝えた状況はどこかきな臭い。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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