「プロスペクト4人を要求するようだ」大谷翔平の“トレード説”に新展開。去就の問いかけに本人はチーム愛を示すも・・・
エンゼルスは大谷のトレード相手として“若手有望株4人”を求めているとの報道も。(C)Getty Images
現地7月28日(日本時間29日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたレンジャーズ戦に「1番・投手」で先発出場し、投手では6回を2失点11奪三振の熱投。打者では4打数無安打に終わった。1918年のベーブ・ルースが記録して以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」は次回以降にお預けとなった。
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『MLB.com』エンジェルス番のレット・ボリンジャー氏は、試合後のインタビューで大谷に「短期的にも長期的にもエンゼルスにいたいか」と質問が飛んだことを明かした。大谷はこの問いかけに対し、「どこでプレーしていようとも、目の前の試合に全力で挑み、勝つつもりです。今、僕はエンゼルスに所属していますが、彼らがしてくれたことにとても感謝しています。エンゼルスとチームメイトが大好きです。今、エンゼルスに所属している以上、目の前の試合だけに集中しています」と語ったという。
MLBのトレード期限日は8月2日までと迫っている。ここ数日、トレードの報道が過熱するなど、来季終了後にFA権を獲得する見込みの大谷を、現在地区4位で低迷中のエンゼルスが放出するのかについて大きな注目が集まっている。米紙『New York Post』の電子版は28日、「トレードの可能性は低いものの、エンゼルスが大谷獲得を狙う他球団のオファーに耳を傾けているのは事実だ」とし、エンゼルスが大谷をトレードで放出する際の相手として「プロスペクト(若手有望株)4人を要求するようだ」とも報じている。
試合後には愛情と感謝を口にするなど、“エンゼルス愛”を示した大谷。トレード期間のデッドラインが迫る中、エンゼルスが大谷の去就をどう決断するのか、大きな注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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