ホークスのエース・攝津正が「何を投げても打たれる」と完敗を認める「8割打たれていた」相手とは!?
対戦打率8割のイメージ
そして、攝津氏が「何を投げても打たれる」と語るのは、東北楽天ゴールデンイーグルスの鈴木大地だ。
「これは色々なところで言っていますが、対戦打率8割くらいなんじゃないですか(笑)シンカー、カーブ、スライダー、真っ直ぐを含めて、どうやって組み合わせてもタイミングをしっかり合わせられる。何を投げても打たれるので、対策のしようがないイメージです」
実際の対鈴木大地との対戦成績は、36打数15安打、打率.416 1HR1四球5三振。鈴木の印象について攝津氏はこう話す。
「彼のすごいところは、どんな速い真っ直ぐでも平気で弾き返せるところですね。(鈴木は)バットを短く持つタイプですが、バットを短く持つとアウトコースが届かないと思って外にシンカーを投げるんです。それでもレフト前にカチンと打たれるんですよ。真っすぐを引っ張られて変化球も逆方向に合わせられると、基本ピッチャーってもう投げるボールがなくなってくるんですよね」
そんな「宿敵」鈴木大地に対し、なんとか打ち取ろうと研究を重ねたという攝津氏。すると、ある策が見えてきたという。
「基本、左バッターに対してはアウトコースに投げると1番良いボールなんですが、それをあえて真ん中付近もしくはインコース寄りに甘めに落とすんです。そうすると結構空振りを取れた印象です。追い込んで外を狙ったのが、ちょっと引っ掛かってしまい中に入る。それを振ってくれた感じがしていました。それでも、たまたまなんですけどね。
こういったことを、他のピッチャーとの対戦時にずっとみていたんですが、やっぱり結構振っていましたね」
さらに攝津氏のYouTubeチャンネル上では残る1人についても公開。攝津氏が「一球一球神経をすり減らして投げていた」と語るバッターとは・・・?
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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