【RIZIN】優勝は「最低条件」プレッシャーを抱えながら臨んだ白鳥大珠がトーナメントを振り返る

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 格闘技イベント「RIZIN.29」が27日、丸善インテックアリーナ大阪で開催された。今大会メインイベントとして行われた、4選手による「ワンナイトトーナメント」では、決勝戦を皇治と戦い3-0の判定勝ちをおさめた白鳥大珠が優勝を飾った。

試合後、白鳥は自身のYouTubeを更新。改めて今大会を振り返るとともに、自身の思いについて語った。

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プレッシャーはあった。今回負けたら、俺後ないなって


プロで1日2試合行ったのは初めてだったという白鳥。「疲れましたね」と率直な感想を口にしながらも、その表情は晴れやかなものだった。

自身2連敗という中で迎えた今トーナメント。優勝候補筆頭として掲げられていた白鳥だったが、その一方で相当なプレッシャーもあったという。

「1回戦勝った時に、それまでの連敗から脱出したという解放感がありました。連敗って本当きついんですよ。このトーナメントも絶対負けられないじゃないですか。今回負けたら、俺後ないなって思っていたので。髙橋(亮)くんとの戦いも、正直プレッシャーはありましたね。でもなぜか緊張はせずにリラックスできたんです。なので、集中力は高かったと思いますね」

1回戦では、1RKO勝ちと圧倒的な力の差を見せつけ決勝へ勝ち上がった白鳥。だが、もう一方の皇治VS梅野源治の試合では、偶発的なバッティングにより梅野が試合続行不可能に。試合はノーコンテストとなり、協議の結果、皇治が決勝進出となった。





互いに不本意な形での決勝戦とはなったものの、試合は白鳥が3-0判定勝ちをおさめ、見事優勝。

決勝戦では、打たれ強いとされる皇治からダウンを奪うなど、力の差を見せつけた白鳥。一方の皇治も、ダウンを奪われたものの、前に出る姿勢を貫き、3Rを戦い抜く流石の戦いぶりをみせた。

これには白鳥も、

「皇治選手はタフでした。皆さん皇治選手を打たれ強いと言っていますが、確かにそれはあると思います。でもそれ以上に気持ちだと今日戦って感じましたね。
体的にはダメージがあるのに最後まで前に出てきていた。あれは気持ちの強さだと思います」

と、皇治の気持ちの強さについて感心していた。

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