原巨人 「危険な賭け」ドラ1ルーキー・大勢中継ぎ起用でささやかれる「不安材料」とは
さらにセットアッパーの中川を欠くのも痛いが、先発陣にも不安材料はある。昨年2人で20勝をあげた若手の戸郷、高橋が共に不調で二軍で調整を続けている。
「課題の制球力に2人ともメドが立っていません。原監督も先発に関しては『まずは6枚』という中で菅野、山口、メルセデスまでは計算できますが、残り3枚は新人、新外国人投手を含め未知数です。大勢に関しても先発起用も視野に入れていたほどで、先発が崩れると昨年のように中継ぎにまでしわ寄せがくるとあって、心配されています」(放送関係者)
昨年チームは先発投手陣が早期降板することで、中継ぎ陣の疲弊を招くという悪循環があった。この点を改善すべく、先発の「4本柱」をしっかり立てた上で、チャレンジ枠として若手を挑戦させるという構想もあったが、現時点では先発、中継ぎともに不安定さを露呈している。
もちろん大勢のリリーフ起用がハマれば、チームにとって大きな力となることは間違いない。チームは今後も開幕に向け、様々なプランを模索することとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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