守れるじゃん!久保建英が米国戦で「攻撃だけ」イメージ払拭!評価急上昇!
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意外といったら失礼か。サッカー日本代表MF久保建英(21=レアル・ソシエダ)が守備で評価を上げている。新たな一面を見せたのは、W杯前の強化試合となった23日米国戦(ドイツ・デュッセルドル)。4-2-3-1システムの2列目の左で先発し、持ち前の攻撃力に加えて献身的な守備も披露。FIFAランク24位の日本より上位の米国(同14位)を2ー0で撃破し、勝利に貢献した。
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これまで多くの人が久保に抱いていた「攻撃だけ」のイメージを払拭するように、走り回った。自陣深くまで全力で戻り、スピードに乗った相手を止めるシーンもあった。素早い寄せでプレッシャーをかけ、簡単には倒れない。守備からカウンターの起点になり、好機を演出した。地味な役回りもこなし、守備の強度が上がり、確かな成長を感じさせた。
久保自身も、課題と感じていた部分だった。スペインの所属クラブ、レアル・ソシエダで出番を増やしている21歳は「僕は長い間、守備に苦労し、チームを助けていないという欠点をいつも指摘されていた。今シーズンは逆で、チームを助け、自分自身を犠牲にするところを示せている」。振り返れば、守備を理由に、試合に出場できない屈辱を何度も味わってきた。課題克服に取り組む成果を、W杯本番前の代表戦でもアピールできた意義は大きい。