「冒険は計画通りにいっていない」わずか1得点の南野拓実に英紙が厳しい見解!モナコSDは「辛抱強さが必要」と我慢の構え
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今季よりリーグ・アンのモナコでプレーする南野拓実は、開幕から9試合を終えた現在も定位置を掴めずにいる。今季はここまでリーグ戦5試合に出場し、ゴールは9月18日スタッド・ランス戦での1得点のみ。スタメンは2試合に止まっており、インターナショナルブレイク明けとなった10月3日、本拠地で行われたナント戦でも、後半途中からピッチに送られている。
リーグ開幕から2か月を迎えるも新天地では思うように出場時間を得られていない南野の現状には、欧州メディアも厳しい視線を向けているようだ。英紙『Mirror』では、今季の南野について、クラブスポーツディレクターを務めるポール・ミッチェル氏による評価を交え、ここまでのプレーを振り返っている。
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同メディアは「タクミ・ミナミノは、リバプールから移籍したモナコでの短い期間中、わずか1回しかネットを揺らすことができず、苦戦を強いられている」と、モナコでの現状を綴った。
また「この27歳の選手は、2020年1月にRBザルツブルクから移籍したリバプールでの2年半の生活に終止符を打ち、今夏に1700万ポンドでモナコへの移籍を果たした。アンフィールド時代、ミナミノは昨シーズンのカラバオカップ準々決勝で同点弾を挙げるなど、重要なゴールを記録している」とモナコ入団以前の活躍を称えた。
一方で「この日本代表選手は新たな冒険をすることを決意し、プレミアリーグの多くのクラブからの関心が報じられていたにもかかわらず、モナコとの契約を選択した。だが、リーグ・アンでのミナミノのプレーは計画通りにはいっていない」として、今季の状況を評している。
その上で、ミッチェルSDによる「ミナミノは当面の間、溶け込む時間が必要だ。辛抱強くやっていかなければならない。ランス戦での彼のゴールが、さらに多くのゴールにつながることを願っている」というコメントを掲載。さらに同氏は「彼は肉体的にも精神的にも順応しなければならない。そのためのリズムが必要であり、我々は彼が良い選手であることを知っている」と理解を示した。
欧州ではすでにその名は広く知られている南野。今後、周囲の期待に応えるべく、真価を発揮することが出来るだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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