「監督はみんなと会話ができていなかった」 巨人低迷は原監督の「孤立化」も影響? 腹心コーチが証言した2022シーズンの反省点とは
シーズン終盤には練習中にも原監督がぽつんとベンチで物思いにふけるシーンが目撃されるなど、指揮官が「チームの輪」に入っていないことも指摘されていた。そういった指揮官の孤立を招いたのには、自身の声がけも足りなかったと元木コーチは反省する。
こういったシーズンの反省も生かしてか、今オフは広島からベテランの長野、ソフトバンクからは松田などチームの一体感を高めようとする補強が目立つ。コーチ陣でも球界内でも屈指のコミュニケーション能力を誇る大久保コーチが加入するなど、選手、コーチ、監督の意思疎通を図り、強固なパイプを形成しようとしている。
原監督もこれまではコーチに任せて一歩引く立場としていたが、来季は「もっとずけずけ言う」と前面に立って、チームを率いていくと明言している。2年連続V逸、目指す優勝のためにはチーム内の風通しの良さが実現できるかも大事なポイントとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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