阪神・サトテル 好調な打撃よりも不安視される「守備問題」とは
そして佐藤輝に関してもこんな声が出ている。
「ホットコーナーを奪うと言っているのなら、もっと守備練習を重点的にしないと厳しい。外野との併用で時間がないのかもしれないが、球際に強くなるにはとにかく練習しかない。チーム全体に言えることだが、本当に腰を据えてここで守備の問題を克服しておかないと今年も去年の二の舞となる」(球界関係者)
昨年も86失策と4年連続12球団ワーストの失策数が長年、チームの重しとなっている。失策数を減らさないことには目指す優勝への道も見えてこない。
課題克服のために、早速チームも動いた。春季キャンプ最終日となった28日は朝から前日にエラーした木浪、小幡、佐藤輝も含め各選手が早出特守に汗を流した。土のグラウンドを主戦場とする阪神においてはより守備への意識が求められる。好調な打撃と並行してエラーをいかに減らせるかも、佐藤輝にとっては目指すホットコーナー奪取に大事なポイントとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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