「打つ、打たないじゃなく…」再昇格した阪神・佐藤輝明に球団OBから求められた「姿勢」とは
佐藤輝にはチームへの多方向の貢献が求められている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
リードオフマン・近本光司の離脱と苦しいチーム状況の中、若き主砲・佐藤輝明に注目が高まっている。
佐藤輝は6月25日にプロ入り後、2度目となる二軍降格となり、最短10日の7月5日の広島戦(マツダ)で再び上がってきたばかり。6日の試合で再昇格後、初安打を放つなど、調子を上げていくことが期待されている。
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岡田彰布監督も4番の大山悠輔、5番・佐藤輝は就任当初から掲げるチームの根幹でもある。今回のプロ2度目の降格をめぐって、球界内からも様々な意見が飛び交う中、球団OBからも成長を願うゆえの「ゲキ」も飛んでいる。
阪神OBであり、かつての岡田政権下では投手コーチも務め、現在は野球解説者の中西清起氏は7日に自身のユーチューブチャンネルを更新。その中で佐藤輝について言及している。
今季でプロ3年目、ルーキーイヤーは1試合3発を記録し、2年連続20発をマークと着実に結果を積み重ねている。
一方で中西氏はそんな佐藤輝だからこそ「彼自身がもっともっとチームを背負っていく、大山とともにチームを背負っていく自覚がないといけない」と訴える。
具体的には「ちょっとしたフライでも全力疾走する」「少しピンチになったら大きな声で投手を励ます」など、主力としてフォア・ザ・チームの姿勢をもっと前面に出してほしいと願う。