清宮より村上だった・・・「高校通算ホームラン」を信用しすぎてはいけないワケ
【甲子園通算本塁打上位とプロ本塁打数】(9月20日現在。※=現役)
1位 13=清原和博(PL学園)
→西武、巨人、オリックス525発
2位 6=桑田真澄(PL学園)
→巨人7発
2位 6=元木大介(上宮)
→巨人66発
2位 6=中村奨成(広陵)※
→広島2発
5位 5=香川伸行(浪商)
→南海78発
5位 5=鵜久森淳志(済美)
→日本ハム、ヤクルト11発
5位 5=平田良介(大阪桐蔭)※
→中日104発
5位 5=森友哉(大阪桐蔭)※
→西武92発
5位 5=藤原恭大(大阪桐蔭)※
→ロッテ8発
「高校通算」と違うのは、上位選手がすべてプロ入りしている点。甲子園13本塁打の記録を持つ清原は、プロでも525発を放った。2位桑田は投手で成功しながらプロ7発と打撃センスも抜群だった。現役では平田が104発、森が92発と、こちらも大阪桐蔭ブランドが強い。甲子園で本塁打を量産したからといって全員がスラッガータイプというわけでもなく、「くせ者」として球界を盛り上げた元木のような個性派もいる。
「高校通算本塁打」も「甲子園通算本塁打」も、数が多いからといってプロでの活躍に直結するものではく、期待値通りに成長できる選手は一握りしかいない。数字を信用しすぎず、あくまで「強打者の指標の1つ」として楽しむくらいがよさそうだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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