山本由伸を変えた“スタバ” 「エースの自信」を生んだド軍同僚キケの励まし「何言っているんだ。君は地球上で最高の投手だ」
同紙に対して「俺はヤマの考えが知りたかった。彼自身が投げる球にあまり納得していないように感じた」と語ったK・ヘルナンデスは、「彼がベストを尽くすためには、投げる球種にこだわる必要がある」と判断。山本に相手打線に自分の武器をどう配球するのがベストなのか、そして本人がどれだけ凄い投手であるかを共有した。
それでも、「納得が出来ずに、少し気おされていた」という山本に、こう言葉をかけたという。
「俺は彼に言ったんだ。『何を言ってんだ。君はすでに地球上で最高の投手の一人だ』ってね」
K・ヘルナンデスの熱き思いは、山本に伝染した。パドレスとの第5戦では5回を投げて、被安打2、無失点と好投。そのままワールドシリーズ制覇までのし上がったドジャースの快進撃を支えた。
スターバックスで何気なく開かれた“茶会”で、同僚とのケミストリーを深め、自信を掴んだ。それは米球界を席巻しつつある今季の活躍に繋がっている。もしも、あの時にK・ヘルナンデスが発破をかけていなければ、山本の心は折れていたかもしれない。
メジャー屈指の働きを見せる今季の山本。その快進撃はどこまで続くのかに興味は尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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