規定クリアまで「14イニング」に迫った大谷翔平のピッチングを日本一の投手コーチ佐藤義則氏が徹底分析!「インサイドを使えばもっと簡単に打ち取れる」
今回の試合で7イニングを投げ、規定投球回数の到達まであと「14イニング」に迫った。あと2試合投げれば、クリアできる数字だ。残り試合を中6日で回しても2試合は投げられる。今日ぐらいの投球ができれば、早い回にノックアウトされるようなことはない。問題なく「14イニング」はクリアできるだろう。
むしろ、右バッターが多いチームと対戦したら、もっと三振を奪えるはずだ。左バッターが相手だと、どうしても相手の内角に入っていく球が多くなるので、なかなか三振は取りにくい。右打者には得意のスライダーで逃げていく球を使えるので、もっと三振が増えると思う。
大谷にはシーズン終盤の疲労も特に感じない。体調管理もうまくできている印象で、投げ方にも余裕が出てきた。シーズン終盤の今は個人的な目標しかないと思うので、投打既定のWクリアを目指してほしい。それが達成できれば、また大選手としての価値がどんどん上がっていく。年俸交渉で、想像もつかないような金額を手にできるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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