中野友加里が現役時代に直面したハプニング「開始早々頭の中がパニックで・・・」
音源トラブルを振り返る
さらに中野さんは、普段起こりうる「音響」に関するトラブルについても、こう紹介した。
「自分の提出した音源が、もし本番中に曲が飛んでしまった時や、止まってしまった場合、まずはレフェリーのところへ行ってお話をし、予備のものを用意できるのであれば、演技を続けるという形になると思います。ただそれが自分のミスで忘れてしまったりということがあれば選手側の問題なのかなとも思いますが・・・時々音源飛ぶことってあるんですよね。CDって使っているうちに段々と傷も出てきますし、いつ飛んでもおかしくないような状態にはなってくると思うんです。大会に臨むにあたって、普段使っているCDに思い入れがあるとどうしてもそれを提出してしまって飛んでしまうことがある。なので予備の音源を用意して置くことって凄く大事なことかなと思います。」
自身も一度経験したことのあるというこの音源トラブル。中野さんは当時を振り返りつつ、こう話している。
「私も一回だけ音源が飛んだことがありました。本来2分47秒あるはずのプログラムが、何故か終わってみたら2分42秒くらいだったので、途中で飛んでいたんですよね。そうなると、曲が先に行ってしまうので、演技も早回しになってしまう。それによってタイミングが合わなかったりしてうまくいかなくなることがあるので、自分が演技する上で乱れがないかどうか細部までチェックすることが必要かなと思います。」
この他にも動画内では、中野さんが経験した「衣装」にまつわるハプニング、さらに「もし演技中に曲が止まってしまった場合」などについても紹介している。
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。