角田裕毅こそフェルスタッペンの“最適解”? レッドブル幹部が絶賛した日本人の胆力「本当に素晴らしい。あれには感心した」
エースとして君臨するフェルスタッペンと絶妙な距離感を保っているという角田。(C)Getty Images
試行錯誤を繰り返しながら角田裕毅は“常勝軍団”で確実に評価を高めている。
去る3月27日に姉妹チームのレーシングブルズからレッドブルに電撃昇格を果たした角田。今季開幕3戦目という早期段階で舞い込んだビッグチャンスを掴んだ。
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そこから4戦が消化した。絶対王者マックス・フェルスタッペンの相棒として、チームへの貢献が求められた角田は2戦でポイント獲得を果たすなど、まずまずの結果を出し始めてはいる。無論、操舵困難とされる難解マシン「RB21」への適応不足による影響からQ3で失速するなどまだまだ課題は山積しているが、一定水準の走りを見せているのは間違いない。
ゆえにチーム内での評価も上々である。レッドブルのチーフエンジニアのポール・モナハン氏は、F1公式サイトにおいて「決して楽な状況ではない」と前置きした上で「彼は順調に馴染んではいる」と角田の現状を説明。昇格以降、臆せずにエンジニアたちとコミュニケーションを図っているという24歳の“今”を語っている。
「ユウキは自分の意見を言うことを恐れない。自分が望むこと、そして嫌いなことをはっきり言ってくれる。それは我々にとっては良いことでもある。彼はチームの一員であり、良いメンバーだ。きっと大丈夫だ」






