故障の原因は〇〇?!右脇腹の違和感で別メニュー調整が続くソフトバンク・柳田は間に合うのか

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 本塁打競争の悪影響に苦しんでいるという点では、エンゼルスの大谷翔平も同様だ。こちらは故障ではなく、スイングに狂いが生じている可能性がある。

 大谷は12日にロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われたホームランダービーに出場。ブックメーカーのオッズでは断トツの一番人気に支持されていた。延長戦の末にナショナルズのホアン・ソトに敗れたが、豪快な打撃は日本だけでなく全米のファンを熱狂させた。

 ところが後半戦が始まってみると、大谷のバットがピタリと止まった。20日まで5試合に出場し、20打数4安打の打率2割、1本塁打、4打点。特に深刻なのが三振の増加だ。20打数中半分以上の11三振で、17日のマリナーズ戦では4打席連続三振を喫した。

 大谷はホームランダービーの序盤、打球がラインドライブばかりして全く上がらなかった。中盤以降、すくい打つポイントを見つけて量産して延長戦に持ち込んだ。このスイングが、従来よりアッパー気味になり、感覚を狂わせた恐れがある。またダービーの翌13日にはア・リーグの先発投手兼1番・DHとしてオールスター戦に初出場した。選ばれなかった選手は休暇にあてるオールスターブレークにフル稼働を強いられ、疲労が蓄積している可能性も高い。

 日本の本塁打競争は優勝賞金100万円なのに対し、メジャーリーグは破格の100万ドル(約1億1000万円)。それでも多くのスター選手たちはホームランダービー出場を嫌い、辞退する。その理由がこれらの弊害。今年もブルージェイズのウラディミール・ゲレロJrや、パドレスのフェルナンド・タティスJr、ヤンキースのアーロン・ジャッジらは出場を辞退した。ジャッジは2017年に本塁打競争で優勝を飾ったが、その後に明らかに調子を崩したことがあった。

 オールスター戦の余興として多くのファンを楽しませてきた本塁打競争。それでもこれだけ弊害が続出し、嫌がる選手が増えてきてしまうと、その在り方自体を再考する流れになりかねない。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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