【前編】あなたは大丈夫!?筋トレの効果を減らす可能性のある5つの行為
無駄がなくわかりやすいと、筋トレマニアから大絶賛されている、筋トレ歴実に30年の筋肉博士こと山本義徳さんのYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」。
今回は、筋トレの効果を減らす可能性のある5つの行為について、ご紹介します。まずは前編としてその中から2つを見ていきます!
【筋トレ動画】これをやってしまっている人は今すぐやめてください。筋トレの効果を減らしてしまう5つの行為
ストレッチのやり過ぎに注意
まず1つ目が、トレーニング前にストレッチをやり過ぎてしまうということです。
まずストレッチといっても様々な種類があることを皆さん、ご存じでしょうか。同じ姿勢をキープし、じっくり筋肉を伸ばす方法を「静的ストレッチ」(スタティックストレッチ)、一方体を動かしながら筋肉を伸ばしていく方法を「動的ストレッチ」(ダイナミックストレッチ)といいます。動的ストレッチの一種は、ラジオ体操が分かりやすいかもしれません。リズムをつけながら体を動かし、筋肉を伸ばしていく方法となります。
そしてストレッチは筋トレ前に過度にやらない方が良いようです。
そもそもストレッチは、怪我予防のためにおこなう方が多いと思います。
ただ筋肉を伸ばしてしまうと、伸びた状態に筋肉が慣れてしまいます。
それによって、筋肉を収縮させたり、短くする力が弱まってしまう、つまり筋力が弱くなってしまうということもありえるといいます。
そのため、筋トレ前に取り組むのは、反動をつけて筋肉を伸びさせる「動的ストレッチ」がおすすめです。
一方で例外もあります。
背中などのトレーニングで効きにくい部位に関しては、事前にストレッチをして筋肉が伸びていることを意識し、その意識を保ったままトレーニングをすると、筋力は落ちてしまいますが、効きはよくなることもあります。
こういった場合には例外的にストレッチを筋トレ前に行うのも一つの方法です。