繰り返していたリバウンドと決別!? 食べても体重減を目指す3つの方法
2.リバウンドを防ぎ、健康的に痩せるための3つのポイント
リバウンドを防ぎ、健康的に痩せるためにおすすめの方法を紹介します。
①外食なら吉野家を選ぶ!
極端な糖質カットや、置き換え単品ダイエットをすると、食事量が減る分、水分が抜けて体重は確実に減ります。
しかし、肝心の脂肪を燃焼させて落とした体重ではないので、食事内容を元に戻すと同時に、リバウンドを招いてしまうリスクが高まります。
食事は減らし過ぎても多すぎてもいけません。具体的には、以下の3点セットを毎食揃えて、バランスのよい栄養補給を行うのがおすすめです。
◆主食:玄米やブランパン、蕎麦などの、食物繊維を含むものは血糖値を急上昇させにくい
◆主菜:魚や大豆、肉、卵などのたんぱく質を多く含む食品をとる
◆副菜:野菜やきのこ、海藻、こんにゃく類をとる
外食の場合は、ファストフードやカレー屋などではなく、大戸屋ややよい軒などの定食屋を選ぶと、この3点セットを揃えやすいですよ。また、吉野家などの牛丼屋でも、実は定食メニューも食べることができるのでおすすめです。ただし、ご飯の量が多いので、自分の体格に合わせて減らすなど調整しましょう。
②睡眠をしっかりとって食べ過ぎ抑制!
食事の順番は、「野菜→たんぱく質の多い食品(肉・魚など)→炭水化物」の順番に食べることで、血糖値の上昇を穏やかになるとされ、血糖値の急上昇を抑えると、無駄に食欲がわくのを抑えることができると言われています。
また、睡眠をしっかりとることも重要です。睡眠不足の状態だと、食べすぎを防止してくれるホルモンである「レプチン」の分泌が減り、反対に、食欲を増進するホルモンである「グレリン」が増加することがわかっています。
睡眠不足のせいで食欲が増してしまうのを防ぐため、夜更かしはほどほどにして、しっかり睡眠をとる生活を意識していきましょう。
③1日10分のスキマ時間トレーニングで冷え予防!
体が冷えることも、脂肪をため込みやすい体質を招く要因のひとつとなります。体温が下がると代謝も低下してしまうので、冷え性の方は対策をしていきましょう。
1日10分でも良いので、今日は脚、明日は背中、明後日はお腹といった具合に、部分別に筋トレを取り入れるのもおすすめです。
まとまった時間がとれない場合は、イスに座っているときに、背筋を伸ばして腹筋に力を入れるだけでも大丈夫です。できることから始めてみましょう。
全身に熱を発散する筋肉量を増やすことで、冷え性対策にもなりますし、脂肪燃焼効率が高い体になるので太りにくくもなります。
3.漢方薬でリバウンドしにくい体質を目指す(あんしん漢方)
「ダイエット成功後もムリなく体型を維持したい」「太りにくい体質を手に入れたい」、 そんな方には漢方薬がおすすめです。
漢方薬は、自然由来の植物や鉱物などの生薬を組み合わせ、さまざまな症状に効果が認められています。体質改善に働きかけることで根本的な解決を目指すので、同じ症状を繰り返したくないという思いに応えてくれます。
<リバウンドを防止したい方におすすめの漢方薬>
・お腹がぽっこり出ている、便通が悪い方:防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
暴飲暴食などによるからだの余分な熱を取り除き、血流や水分代謝を促し、便や汗などで、不要物を体外へ排出しからだを軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
・ストレスで食欲が増してしまう、便通が悪くがっちりした体型の方:大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通も改善します。体の余分な熱を取り除き、肝のはたらきをよくして、脂質代謝を改善します。高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛にも使用できます。
ただ、注意も必要です。漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談するようにしましょう。
無料でインターネット相談窓口を設けている「あんしん漢方」のようなサービスを利用して、薬効や副作用、漢方との相性、日常生活の養生法などを相談してみるといいでしょう。
4.リバウンド知らずのダイエットで理想の体を目指そう
リバウンドを防ぐダイエットのコツをご紹介しました。無理な食事制限で一時的に体重が減っても、それをキープできないとあまり意味がないですよね。
ダイエットは、減量後、理想の体を手に入れてからが勝負です!リバウンドをしないよう、ダイエット実践中から減量後を見据えて、健康的で自分に合った方法で行ないましょう。
[文:あんしん漢方]
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漢方食養生アドバイザー/管理栄養士 猪坂みなみ
ダイエットスクールの運営や、Webメディアを中心に健康・ダイエット情報、漢方の養生方法などの情報発信・執筆活動を行っています。