ゴルファーのための食事学『パッティングのパフォーマンスは飲み物が決める!?』
『カフェイン』
集中すると言えば『カフェイン!』が頭に浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
カフェインと集中力に関する文献は多く、体重当たり3〜6mg /Kg摂取することで、様々なパフォーマンス(持久力、ジャンプ、有酸素、筋力など)にプラスの効果を与えることが分かっています。またタイミングに関しては、スポーツ開始の60分前が提唱されています。(※2)
注意点として、カフェインは体質的に合う・合わないが大きいことが挙げられます。また利尿作用や覚醒作用を持ち、依存性が高いことも理解しておく必要があります。高濃度のカフェインを利用する際には、注意が必要です。
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
※1:「The effect of a carbohydrate–caffeine sports drink on simulated golf performance」。〔Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism・7 2009 Aug 34(4)〕 ※2:「International society of sports nutrition position stand: caffeine and exercise performance」。〔J Int Soc Sports Nutr. 2021 Jan 2;18(1):1〕
ゴルフ体験トレーニングはこちらから
https://www.tg-fitness.net/trial/
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方
【関連記事】ゴルフラウンド中にやってしまうNG行動4選!スコアに直結するので今すぐ止めよう
中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。