糖質制限の効果はいつからあらわれる?ダイエットを成功させるには
糖質制限ダイエットを成功させるには
糖質制限ダイエットを成功させるためには、糖質を制限することはもちろんとして、他にも成功させるために必要なポイントが存在します。
ここからは、糖質制限ダイエットをしっかり成功させるための4つのポイントを簡単に解説します。
(1)糖質制限しつつ筋トレを行う
糖質制限をする際に気をつけることは、筋肉量を減らさないこと。
先ほど、糖質の代わりに脂肪を分解してエネルギー源を作り出すと解説しましたが、実はこの時、脂肪だけでなく筋肉も一緒に分解されてしまいます。
筋肉が減ることで基礎代謝が落ち、1日の消費カロリーが減ってしまいます。
1日の消費カロリーが減ることは、痩せにくく太りやすい体になることであり、結果リバウンドしやすい体になるのです。
糖質ダイエット中は筋トレで必要な筋肉をつけて、基礎代謝の高い痩せやすく太りにくい体を維持しましょう。
(2)他のものを食べすぎず且つ必要カロリーは摂取する
糖質を制限することが1番重要なことですが、糖質を制限したからといって、他の物を食べ過ぎて摂取カロリーが高くなってしまっては当然ダイエットすることはできません。
また逆に、糖質を制限しないといけないからといって、食事自体の量を減らす、ほとんど食事をしないという極端な食事制限ももちろんいけません。
糖質は制限しつつ、必要なカロリーだけをしっかり摂取する食事習慣を身につけましょう。
(3)たんぱく質をしっかりとる
糖質制限ダイエットで、糖質とは逆にしっかりと摂取する必要がある栄養素がたんぱく質。たんぱく質は筋肉をつけるために必要なことはもちろん、骨や血管の栄養素、肌や髪を形成する栄養素だからです。
糖質で不足しがちな栄養をたんぱく質でしっかり補うことは、健康を維持しながら糖質制限ダイエットを成功させる大きなポイントです。
(4)お水をたくさん摂取する
糖質を制限することで、主食であるごはんなど今まで食べていた物に含まれる水分の量も必然的に減ってしまいます。糖質は水分と常に結びついて体内に存在しており、糖質の分量の3倍の水分と結びついています。
つまり、体内から糖質が無くなるとその3倍の水分も一緒に失われるということです。
糖質の含まない水やお茶など、できれば1日に2リットル以上の水分を摂取しましょう。
なかなか効果があらわれない時の原因と対処法
糖質制限を始めたものの、なかなか効果があらわれない・・・と感じている人もいるでしょう。糖質制限ダイエットの効果が出ないことには、やはりそれなりの原因が存在します。
その原因は主に以下の3つです。
糖質が少ないと思っていたものが実は・・・
糖質の少ないものをなんとなくのイメージで選んでしまってはいないでしょうか?
例えば麺類の代替として選んでしまいがちな、はるさめ。はるさめもイメージと違い実は糖質の多い食べ物です。
また、りんごやキウイなどの果物、トマトジュースや野菜ジュースもしっかり選ばなければ、多くの糖質を摂取してしまいます。
1度だけの摂取であればそれほど大きな問題になりませんが、それが毎日積み重なれば、それだけ多くの糖質を摂取してしまっていることになります。
なんとなくのイメージで食べ物を選ぶのではなく、その食べ物に含まれる糖質量(炭水化物量)をしっかり確認しながら、糖質制限できる食べ物を選びましょう。
糖類0って本当に0なの?
最近では、「糖質0」と大々的に表記されたパッケージの商品が増えてきました。糖質制限ダイエットする上では、大きな助けとなる商品です。
しかしこの「糖質0」、実は糖質を一切含まない、糖質0gという表記ではないのです。糖質0という表記は、食品100gあるいは飲料100mlに含まれる糖質が0.5g未満のものに表記されるものです。
つまり、多いもので0.5g近い糖質が含まれているということ。
たかが0.5gと考えてしまいがちですが、されど0.5gです。もし500mlの飲み物を飲んだ場合、2.5gの糖質を摂取してしまうことになるのです。
糖質が0gと思って毎日毎回の食事で摂取しまっていては、当然糖質制限ダイエットの妨げになってしまいます。糖質0の表記の食べ物や飲み物でも、0.5gの糖質が含まれていることを常に意識しておきましょう。
まさか・・・!お薬の副作用
もう1つの糖質制限を妨げる原因は、薬の副作用です。もし、薬を常に服用しているという人は、その薬についてよく知る必要があるでしょう。
なぜなら、薬の種類によっては脂肪の蓄積を促す作用がある、インスリンを分泌させるものもあるからです。
いくら糖質を制限していても、服用している薬によってインスリンが多く分泌されてしまっていては、糖質制限ダイエットの効果があらわれないことになってしまいます。