食塩(塩分)を摂りすぎるとどうなる?血圧以外の影響と効率的な減塩方法
もっとも「効率的」な減塩のコツとは?
日本人は食塩の摂りすぎの傾向にありますが、その食塩の約7割を調味料から摂取していることがわかっています。(※2)そのため、料理を薄味にしたり、食塩の少ないメニューを選んだりすると、食塩を効率的に減らせるといえます。
おいしく減塩するには、薄味でもおいしく食べられるよう、香りのある薬味や香辛料を使いこなすのがポイントです。下記のコラムで減塩のポイントを紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
減塩とあわせて「排塩」も意識しよう
食塩の摂取量を減らすのも大切ですが「排塩」も意識してとり入れてみましょう。排塩とは食塩を体外に排出することを指しており、血圧やむくみの対策に役立ちます。
排塩に役立つ栄養素はカリウム、食物繊維、マグネシウムなどがあり、日ごろから意識してとり入れることが大切です。
「減塩が大事」といわれるのは、単に血圧だけでなく、骨粗鬆症やがん、肥満やむくみなど、さまざまな影響を与えてしまうからです。毎日のちょっとした積み重ねが数年後、数十年後の健康を左右します。ぜひ、できるところから取り組みをはじめてみましょう。
【参考・参照】
(※1)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
(※2)厚生労働省「令和元年「国民健康・栄養調査」の結果」(最終閲覧日:2023/7/31)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2023年08月17日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート」
ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。
食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。