【ゴルファーのための食事学】スイング力を強化する食事をしよう!

タグ: , 2024/10/24

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は体内で生成することの出来ない油で、代表は魚油です。DHAやEPAといった栄養素を耳にしたことのある方は多いでしょう。主な役割は、心臓を代表とした血管の健康を担うことです。血管を構成する細胞は、この細胞膜が脂質から作られています。良質な油が不足すると血管は老朽化し、血流の流れが悪くなります。筋肉に必要な栄養素を運び、不要なものを取り除く役割を担うのは血管です。オメガ3脂肪酸を積極的に摂取することで、丈夫な血管を手に入れましょう。

また、記憶力や認知機能などの脳の健康を維持する役割も担います。精神面がパフォーマンスを大きく左右するゴルフにおいては、脳の機能を維持する為に欠かすことの出来ない栄養素です。

マグネシウム

最後に挙げる栄養素がマグネシウムです。筋肉を動かす際には、マグネシウムがこの信号を出します。マグネシウムが不足すると筋肉の収縮・弛緩の調節が困難となり、筋肉がスムーズに動きません。また、そもそも筋肉を動かすエネルギー(ATP)も、生成時にはマグネシウムが必要です。筋肉の痙攣や疲労感を感じる場合は、マグネシウムの不足が考えられます。

マグネシウムはくるみやアーモンドといったナッツ類、ほうれん草等の葉物野菜、鮭や鯖などの魚介類に豊富です。ナッツ類は持ち歩きに適した食材です。ラウンド時には、ぜひ持って行きましょう。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!








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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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