フリーズドライ食品って栄養はあるの?おすすめの活用法も紹介!
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手軽においしく食べられて、災害時の非常食としても優秀なフリーズドライ食品。ここ近年、フリーズドライ食品が売り上げを伸ばしているようです。
でも、乾燥した食品を見て「これって栄養は残ってるの?」と思ってしまいませんか?
今回はフリーズドライ食品についてや、フリーズドライ食品の栄養に関する疑問の解決、最後におすすめの活用法をご紹介します。
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フリーズドライ食品とは?
フリーズドライ食品とは名前の通り、食品を冷凍(フリーズ)させて乾燥(ドライ)させたものです。従来のエアドライ(熱風乾燥)と違い、凍らせた状態で乾燥させるため、食感や栄養分を残すことができるといわれています。
フリーズドライ食品は、長期保存が可能で、お湯や水をそそぐだけですぐに利用することができます。たとえば味噌汁やカップ麺のかやく、インスタントコーヒーの一部もフリーズドライ食品です。
フリーズドライ食品って栄養はあるの?
フリーズドライ食品って栄養がないのでは?と考える方のために、フリーズドライ食品の栄養について解説していきます。
実は栄養素の損失は少ない!
フリーズドライ食品は、熱による影響を受けないため、ほかの保存方法に比べてもビタミンやミネラルなどの栄養素が大きく損なわれる心配が少ないとされています。
実際に、保存方法の違いによってビタミンがどのくらい残存するかを確認した研究があります。(※1)この研究では、5種類の野菜をフリーズドライ、エアドライ(熱風乾燥)、レトルト殺菌用アルミパウチに袋詰めしたときの3つの保存方法を比較しています。
(※)山口明子ら「乾燥技術の違いによる食品中の有用成分の変化」より作成
上記の結果の通り、熱風乾燥やアルミパウチに比べ、フリーズドライはビタミンCの残存率が明らかに高いことがわかります。
「フリーズドライ食品は栄養がない」というイメージは、心配無用そうですね。