テレワークで急増中!?気になるふくらはぎの「むくみ」解消法
3.ふくらはぎの筋肉量をUPする筋トレ方法
ふくらはぎの筋トレを行うと、代謝がよくなってむくみを予防できるといわれています。自宅でできるものを取り上げたので、ぜひ実践してみてください。
3-1.カーフレイズ
カーフレイズは、いわゆるかかと上げの運動で、効率的にふくらはぎの筋肉に刺激をあたえることができます。両足で物足りない方は、片足で行うと負荷がアップします。
<カーフレイズのやり方>
1. 両足で立ったまま、限界までつま先立ちになる。
2. ゆっくりかかとを下ろしていく。
3. 1~2を、10回3セットを目安に行う。
3-2.足指体操
足指体操を行うと、ふくらはぎにある細かな筋肉を刺激するといわれています。カーフレイズをメインに行いながら、時間があるときに足指体操にも取り組むといいでしょう。
<足指体操のやり方>
1. タオルを1枚用意する。
2. タオルの上に足を置き、足指でタオルを自分の方にすべて引き寄せる。
3. もう一度タオルを広げて同じことを、3セットを目安に行う。
4.むくみには漢方もおすすめ
「繰り返すむくみを何とかしたい」
「ストレッチや筋トレをしているけどむくみが取れない……」
このように思っている方には、漢方薬がおすすめです。
漢方薬のなかには、余分な水分を排出してむくみを解消してくれるものがあります。気になった方は、普段のケアにプラスして試してみてはいかがでしょうか。
〈むくみにお悩みの方におすすめの漢方薬〉
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分循環を促し、余分な水を排泄させます。むくみのほか、肥満に伴う関節の腫れや痛みにも有効です。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血の巡りをよくして、体の中の余分な水を取り除くことでむくみを解消します。
インターネット相談窓口を設けている「あんしん漢方」のようなサービスを利用して、薬効や副作用、漢方薬との相性、日常生活の養生法などを相談してみるといいでしょう。
5.ふくらはぎのむくみには、セルフケアと漢方薬がおすすめ!
コロナ自粛で増えつつあるふくらはぎのむくみを解消する方法として、「ゴキブリ体操」「アキレス腱伸ばし」「カーフレイズ」「足指体操」をご紹介しました。とても簡単なので、ぜひ取り組んでみてください。また、ストレッチや筋トレ以外にも漢方薬を取り入れる方法もあります。少しでも気になった方は専門家に相談してみましょう。
[文:あんしん漢方]
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理学療法士 濱南くにひろ
公立大学を卒業後、病院で理学療法士としてリハビリテーションに携わる。車イスバスケットボールチームのトレーナー経験もあり、医療・福祉・スポーツ分野に幅広く関わる。現在はフリーランスWebライターとして活動中。