元気の源!テストステロン不足の解消法 食事、姿勢、運動方法
「最近なんとなく元気がない」「ささいなことで落ち込むようになった」
そんなお悩みを抱えている方は、もしかしたら男性ホルモンのテストステロンの減少が原因かもしれません。男性にとって、テストステロンは肉体・精神面の両方に大きく影響を及ぼし、男性更年期の原因になることも。
今回は、そんなテストステロンの基礎知識、そしてテストステロンを増やす方法をくわしくご紹介します。
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1.その不調、テストステロンが原因かも?
テストステロンとは、男性ホルモンの一種です。骨格、筋肉、体毛、生殖機能に関わり、男性らしい肉体を作るほか、大脳に作用するため、思考や決断力、気力、やる気などにも関わりがあります。
テストステロンが不足してしまうと、筋力や筋肉量が衰え、基礎代謝が低下。そして、脂肪が増加し、メタボリックシンドロームなどの原因にもなります。
疲労感がたまり、休んでも疲れがとれなくなったり、不安やイライラなど落ち着きがなくなったり、睡眠障害の原因にもなることも。
また、男性機能の低下にも関係があり、性欲の減退や、勃起力の低下を引き起こし、EDの原因になることもあります(※1)。
こういったテストステロンの不足による不調を「男性更年期」といいます。女性更年期の場合は閉経前後の10年間に起こりますが、男性更年期の場合、閉経のようなわかりやすいサインがなく、気づきにくいのが特徴です。
男性更年期は、40代以降ならいつでも起こる可能性があります。個人差が大きいものの、60代から80代に発症する場合もあります(※2)。