知ってる?カルシウムの大事な働き
カルシウムの推奨量
カルシウムの推奨量は、以下になります。
男性:15歳~29歳 800mg、30歳~49歳 650mg、50歳以上 700mg
女性:15歳以上 650mgです。
不足が続いた場合
カルシウムは日本人が最も不足しているミネラルです。長期的に不足すると、以下のような症状が起こることがあります。
●骨がもろくなり、骨粗鬆症の原因となる
●手足のしびれやけいれんが起こる
●高血圧や動脈硬化など生活習慣病を引き起こす
カルシウムが多く含まれる食材・食事
カルシウムは乳製品・小魚などさまざまな食品から摂れますが、特に乳製品からのカルシウム吸収率は高いといわれています。一度に多くのカルシウムを補える最良の食品は、何と言っても牛乳です。
しかし日本人は牛乳の乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が少なく「乳糖不耐症」といって牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人も多くいます。そのような場合は牛乳が体質に合わないということなので、無理して牛乳を飲むことはありません。 牛乳以外にもカルシウムが多い食品はあるので、上手に摂取しましょう。
牛乳(コップ1杯) 260mg
プロセスチーズ(スライスチーズ 1枚) 126mg
カマンベールチーズ (1切れ 20g) 92mg
天然のあゆ(焼き魚) 480mg
ししゃも(太め・5本) 350mg
モロヘイヤ 260mg
小松菜 150mg
干しひじき(10g) 140mg
切干大根(20g) 108mg
木綿豆腐(1丁300g) 360mg
※特に記載のないものは、食品100gあたりの含有量を表示しています。