免疫力を高め身体を守りましょう
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
私たちの身体が感染症などに対して身体を守る力を免疫力といいます。
この免疫の働きは、誰もが持っている生体の防御システムですが、ストレス過多や体の冷えなどで免疫力が低くなっている人が多いと言われています。
免疫力が低下していると風邪をひきやすくなったり、アレルギー性の病気や生活習慣病、がんなどの命に関わる病気にかかりやすくなると言われています。まずは自分で出来ることから、免疫力を高めておきましょう。
免疫力を高めるためには
1.腸を元気にする
腸の中には善玉菌と悪玉菌、そのつどどちらか強いほうに付く日和見菌の3つに分けられ、善玉菌が多いと免疫力が高まります。脂肪の多い食事、ストレス、睡眠不足、冷えなどで腸が元気がなくなってしまうと、悪玉菌が増えすぎて免疫力が低下してしまいます。
善玉菌を増やすには食物繊維を積極的にとることです。
また、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は細胞膜に免疫力を高める働きがあり、ビフィズス菌が腸内で作る酪酸は大腸ガンを抑制するといわれています。
2.体を冷やさない
体が冷えると、肩こり、腰痛、下痢、便秘、生理不順、貧血などのさまざまな不快症状が現れます。体の冷えは自律神経を乱し、免疫力が低下することにつながります。冬はもちろんのこと、夏でも冷房などで体が冷えないように襟巻きや靴下、腹巻などを利用して冷え対策をしましよう。
3.ストレス解消
ストレスを受けると交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり、その結果免疫力が低下してしまいます。ストレス解消は人によって様々な解消法があると思いますが、オススメは軽い運動や入浴です。ぬるめのお湯につかってリラックスし、夜更かしをしないで十分な睡眠をとりましょう。