トレーニングの効果を上げる「スーパーセット法」とは?
4.なぜ、拮抗する筋肉を狙うのか?
なぜ、表と裏で対になる筋肉(拮抗筋)を狙うと、トレーニングの効果が上がるのでしょうか?それは、ターゲットの筋肉を通常のトレーニングよりも早く回復させることができるからです。
トレーニングの動作中は、主動筋の裏側にある筋肉(拮抗筋)はストレッチされ、力が抜けているため普段以上にリラックス状態にあります。これを相反神経支配と言います。主動筋を鍛えたあと、すぐに裏の拮抗筋を鍛えている時は、最初に鍛えた主動筋はストレッチされリラックス状態にあるので、回復を早く促すことができるのです。
この相反神経支配を利用した回復促進が、スーパーセット法の主な狙いです。もちろん、トレーニングに必要な時間の短縮にもつながります。
5.組み合わせ例
最後にスーパーセット法を実践するときの組み合わせ例をご紹介します。
●レッグエクステンション(前腿)+レッグカール(腿の裏)
●トライセップスエクステンション(二の腕)+バーベルカール(力こぶ)
●ダンベルベンチプレス(胸)+ダンベルベントオーバーロウ(背中)
※数多くある組み合わせの中からの一例です
6.まとめ
いかがでしたか?やり方や効果が分かると、すぐに実践してみたくなりますよね。ウェイトを使ったトレーニングにも慣れ、できる種目も増えてきたらぜひこの「スーパーセット法」を行なってみてください。効率的にトレーニングを行うことができ、狙いもしっかりしているのでオススメです。
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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